クン族の酒造りの村 ~ミャンマー チャイントォン 2
ミャンマー シャン州東部の中心地、チャイントォンはシャン高原の山間の
盆地に広がる静かな美しい町。
町の人口の大部分をタイ系のシャン族が占め、ミャンマーの多数派民族
ビルマ族はここでは少数派。
前日に引き続き周辺の少数民族の村への日帰りトレッキングに参加。
最後にクン族の村を訪問。
クン族はこの地方の多数派民族、シャン族の支族の一つ。
「シャン」はタイの古名「シャム」に由来し、民族的にタイ族に非常に近い。
言語も似ており、相互に意思疎通が可能だという。タイでの呼称は「タイヤイ」
(大きなタイ人の意)。
色白で整った容貌の人が多い印象。
この村はほとんどの家が酒造りに従事している。
造っているのはもち米を原料にした蒸留酒。
生のもち米、もみ殻、酵母を混ぜたものをビニール袋に詰め、15日ほど
おくと発酵が進み酒ができる。それをドラム缶を改造した蒸留器で蒸留し
完成。説明によると一切加水していないことになる。
アルコール度数は不明だが試飲した印象では30パーセント台か。
米の香りがぷんぷんする濃厚な味わい。
持参の空のペットボトル(1L)に詰めてもらって購入。
1,000ミャンマーチャット。
Kyaingtong, Myanmar
撮影日 2009/1/21
RICOH GR DIGITAL II
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by gogoasia | 2009-04-06 23:00 | Myanmar