「黄亜細肉骨茶餐室」 ~シンガポール
中華圏でただ単に「肉」といえば豚肉のこと。
マレーシア、シンガポールなど華人の多い東南アジア地域で食べられるのが
「肉骨茶」という料理。豚肉のハーブ煮込みと訳されることが多い。
諸説あるがマレーシアの港湾都市クランで肉体労働に従事していた中国からの
移民が安く体力のつく料理として生み出したという。
普通は福建省南部や台湾で話されている方言(閩南語)の発音で、「バークッテー」と
読むところを見ると、福建系の移民が生みの親なのだろう。
マレーシア クアラルンプールで食べた肉骨茶は即席で煮込まれたようで今ひとつ
だったが、この店は長時間かけて煮込まれたものを出す。
野菜など余計なものはなく、ただ骨付き豚肉の大きな塊のみ。ハーブ、スパイスが
効いたスープも美味。豚肉の美味しさを存分に味わえる。
ご飯とセットで6.00シンガポールドル。
「黄亜細肉骨茶餐室」
208 Rangoon Rd., Singapore
MRT (Mass Rapid Transit) Farrer Park駅(NE8)下車徒歩約10分
住宅街の中の不便な立地だが、地元の人で大混雑。名店である。
Singapore
撮影日 2009/7/18
RICOH GR DIGITAL II
ブログランキングに参加しています。よろしければクリックお願いします。
↓
by gogoasia | 2009-10-01 23:00 | Singapore